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都市緑化を活用した猛暑対策事業の副産物 | 山本もちかたブログ
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都市緑化を活用した猛暑対策事業の副産物

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大阪府の都市緑化を活用した猛暑対策事業は、駅前広場等において緑化や微細ミスト等を組み合わせて暑さ対策を行う事業ですが、暑さ対策だけでなく新型コロナウイルスの感染防止対策にも一役買っているのではないかと思いました。そのひとつとして湿度の高さがあります。

湿度において、大阪府の感染防止認証ゴールドステッカー認証基準にある基準の遵守等、項目34に湿度40%以上を目安として、適度に加湿していること。とあります。

出典:大阪府.感染防止認証ゴールドステッカー認証基準

https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/41130/00000000/0712_ninsyoukijyun.pdf,(参照2021-7-28)

そして、ウイルスが増えて感染する仕組みとして以下のことなどが挙げらています。
・ウィルスは低温・乾燥した空気中で増殖する(*注:宿主を介して増殖しますので、低温・乾燥した生活環境下で増加しやすくなります)
・ウイルスは乾燥した空気中に長時間漂い、口や喉から侵入しやすくなる
・体が冷えると、抵抗力が弱まる

ウイルス飛沫は、湿度の高い状況ではすぐに地面に落下してしまいますが、乾燥すると遠くまで飛んでいく事がわかっています。湿度が40%以下になるとウイルス飛沫の水分が蒸発して軽くなるため、落下速度はゆるやかになり約30分間、空気中を漂うことになります。湿度60%と比較すると湿度30%では2倍遠くに飛ぶそうです。乾燥するほど広い空間にウイルス飛沫が広がります。
更に、空気が乾燥すると、喉の粘膜が乾燥して血流低下を引き起こし、免疫低下の原因となり喉に炎症をおこしやすくなります。
室内が湿度40%以上になるよう加湿が必要です。

引用:田中内科クリニック.ウイルス感染予防に、室温20~25℃・湿度40%以上・マスク着用・手洗い

https://doctor-et.com/news/355,(参照2021-7-28)

都市緑化を活用した猛暑対策事業は人が密集し易い駅やバス乗り場などの場所に設置されており、気温が28℃以上等のときに微細ミストが運用されています。

新型コロナウイルス感染症でよく言われているキーワードで「免疫力」がありますが、この免疫力が、一年のうちでもっとも低下しやすいのは、冬ではなく夏になります。だから夏場に感染者数が増えているは必然とも言えます。

今後、ウイルスの特性を考えたときに微細ミストが感染防止対策の一助になり、大阪府内第1号として守口市から始まった事業が、大阪府全域に広まることで感染リスクが軽減されることを期待します。

そして、この夏場の乗り切るためにも免疫力を低下させないようできるだけ食欲を落とさず、よく眠れる環境を整え、無理をしないことが大切です。

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