子どもたちの生活の上で、学校というは人生(子供時代)の大半を過ごす場所です。
いうなれば、その学校生活によって人生の方向性が決まってもおかしくないのが学校です。
皆さんは、小さいときの思い出はと聞かれ、学校の出来事を考える人が多いのではないでしょうか。
良い思い出も悪い思い出も学校の中で生まれることが多いことでしょう。
人によっては、そのときの出来事で好きなったり嫌いになったり、時にはトラウマになるような出来事もあったりします。
なにか情緒があるような書き方をしましたが、そうではなく。
その後、その経験が人の人生に重く負担になることもあります。
学校での出来事というは、それだけ重たいものなのです。
そして、こどもたちは、個人の判断で学校を変えることはできません。
大人が、保護者が学校と相談して変えることになります。
そもそも学校を変えなければいけないような学校になっていること自体が問題ではあります。
冒頭にもいいましたが、こどもたちの人生において学校生活は人生の大半を占め、大きな影響を与えます。
そうした、こどもたちの人生(学校生活)において、大きな要素を持っているのが給食です。
学校においての給食の役割は大きいです。
食育という言葉を使うぐらいです。
給食を通して、こどもたちの成長を図っていくことを目的としています。
また当時の時代背景を知る上でも給食は語られます。
誰かと話をするときに、よく出てくる話ですね。
学校給食とは、こどもたちの成長に大きく寄与するものです。
さて、今回、大阪府枚方市のJA北河内の精米工場にハトが入り込り機械や袋の上などに大量のフンや羽が落ちている
ことが発覚しました。
ことの発端は、守口市の学校の給食で児童1人が食べた米飯にホチキスの芯が入っていた。ことから
混入経路を調べようと米を製造出荷した同JAの精米工場に立ち入ったことで発覚しました。
ホチキスを食べた児童、そしてそれを目撃した児童、そしてそれを聞いた同じ学校の児童、そしてそれを知った同じ出荷先の学校の児童と、
こういう流れで波紋は広がり児童や保護者に不安を与えていきます。
そして、それを遥かに超える被害で、ハトのフンや羽が落ちている中で学校給食に出荷された無洗米。
早い話、鳩のフンや羽をこどもたちが食べているかもしれないというものです。
その広がりは、先ほどお伝えした通りです。
問題が起きた時に、原因究明をし再発防止は当然ですが、それ以上に未然に防ぐことが一番大切です。
危機管理を持って、こどもたちの生活を守っていくことが大人の仕事になります。
大元であるJA北河内。ここが一番悪いわけですが、その発端になっているホチキス問題、そもそも給食調理業務委託している自治体に監督責任はあるわけです。
それはなぜか、給食だからです。
給食を通じて、こどもたちの成長を図っていく教育をしている以上、それは管理されるべき問題です。
自治体の役割は、そこに暮らしている人すべてのことを考えて行動していかなくてはなりません。
もちろん、今回の大元であるJA(農協)改革。
以前、自民党の小泉進次郎議員がその改革に着手しましたが、その分厚い岩盤規制をぶち破ることはできませんでした。
参考 東洋経済.泣くな小泉進次郞!農業改革の分厚い岩盤.
https://toyokeizai.net/articles/-/147027?page=2,(参照2022.5.24)
一部の規定を除き、農協は独占禁止法の適用を除外されている。農協がカルテルを結ぶことも自由である。
出典 nippon.com.農業改革:小泉進次郎の挑戦は続く.
https://www.nippon.com/ja/currents/d00277/.(参照2022.5.22022.5.24)
こうした競争原理が働いていない状況下おいて、果たして、意識の高いサービスを提供することはできるのか。
構造改革そのものが必要ではないかと、思わせる今回の事案です。
そして、監督責任がある自治体の規制改革・意識改革が今後の課題として山積しました。
今後、いかにして、こどもたちを守っていくのか。私たち大人が取り組まなければなりません。
この問題の早期原因究明が行われるためにも、私なりに働きかけていきたいと思います。